「その五・リズム」リズムの原理
7つの原理の五つ目は、リズムの原理です。
如何にリズムにのって生きるか?を意識することは、スムーズに生きるためにはとても大切なことです。
このリズムにのるということは「上がりきることを恐れない」また「下がりきることを恐れない」ということです。
そのためには、上がることも下がることも、リズムとして考えた時には、実はひとつである。ということに気付く必要があります。
人生をストーリーとして考えた場合、上がりっぱなしや下がりっぱなし、さらには、上下すらしない状態はドラマを生み出しません。
ドラマチックな人生を生きるためには、この上がり下がりのリズムにのることが、必要になるのです。
ただ、このリズムを緩やかにする方法はないわけではありません。
ここまで「極性の原理」や「振動の原理」でお伝えしたように、違いを含むことで振動数を上げると、リズムの極と極の間が近づき、上がり下がりが少なくなり必然的にリズムが緩やかになります。
「これしかない!」「こうでなければ!」という分離が激しい状態になればなるほど、ドラマチックになりリズムの上がり下がりは激しくなります。
その逆に「どっちでもいい~。」「まぁ、いいか~。」というどちらの選択肢でも構わないと思えるような、結果の可能性を含んだ状態では、そもそもこだわりが薄いため、ドラマチックになることは少なくなり、それに応じて、上がり下がりが少ない緩やかなリズムになるのです。
どんなリズムで生きるかには、善悪は無く、単に好みでしかありません。
ただ、リズムを知り、そのリズムににのって生きることは、人生を楽しみ味わう上で大きなポイントになるのです。