楽しく生きるための錬金術

ヘルメスの7つの原理という精神の錬金術を学びたい人のためのブログ

自由について

自由になりたい。から振動数を上げたい!とお考えの方もいるかもしれません。しかし、一定数よりも振動数が高くなることとは、自由を手放すことでもあります。これは「ゆだねる」と言われたりもします。

 

そもそも自由とは、何かを選択するときに感じられるものです。

 

自分の意志で、沢山の選択肢から選びとることが出来るからこそ、自由だと感じるということです。

 

振動数が高まる「全てを含む世界」では、基本的に選択はできません。なぜなら「選択する自分と、選択されるもの」や「選んだ場合と選ばなかった場合」が、全て含まれた状態なので、自由に選択するというわけにはいかないからです。

 

そもそも、自由に選びたい!と認識する自分すら含まれてしまっているので、私たちが考える自由とは全く違うものだと推測します。(全てを含んだ世界は、基本的に不可知ですから・・・)

 

私たちが考える自由とは、枠があるからこそ感じられるのです。

 

とはいえ、今不自由で苦しいという場合は、自分の中にある枠が多すぎるのかもしれません。

 

自分の中にある枠に苦しめられ不自由さを感じる場合とは、自分のした選択に無自覚なため、自ら選択しなおすことが出来ないと思ってしまっている状態です。

 

例えば、仕事をやめたいのにやめられないから不自由だと感じている場合、

自分がその仕事を選択したことには、無自覚である場合が多く、それを選ばなければならない沢山の理由(という名の枠)があり、その枠を自分で外すことが出来ることは意識に上がっていないということです。

 

この理由という名の枠は、常識だったり、身近な人からの刷り込みだったりしますが、この枠を取り入れるのも(意識無意識にかかわらず)自分の選択だったりするのです。

 

自分が自ら選んだことに気が付くと、そこに自由があったことに気付くことになります。自ら選んだことに気付き、枠を手放すことで振動数が上がります。

 

自由とは振動数が上がることで手に入るわけではなく、振動数を上げる(枠を手放す)のも、今のままでいることも、どちらも選べるということを知ることで、手に入るものなのです。