楽しく生きるための錬金術

ヘルメスの7つの原理という精神の錬金術を学びたい人のためのブログ

振動数と思い込みの力

振動数が高いのと、思い込みの力が強いのとは、違うことです。

 

これは、目に見えることだけを見ていると同じように感じられる場合が多いようですが、平面の力と垂直の力というような違いがあります。

 

平面の力とは、2極のどちらかだけを見つづける力です。それを見つづけることを当たり前と感じ「それしかない!」と思い込める人は、良くも悪くも他人に影響を与えます。

 

平面の力を使い「これしかない!」と思いこむことは、価値判断の一種ですから、振動数を上げることとは、全く違うベクトルなのです。

 

これは、振動数を上げること=良いことをすること(ポジティブでいること)と考えてしまうとハマりやすい罠です。

 

monika4966.hatenablog.com

 

もちろん、ポジティブなことを考えること、ネガティブなことを考えないようにすること自体が悪いことではありません。

しかし、ここにエネルギーを注ぐことは、振動数を上げることを妨げているということでもあるのです。

 

振動数を上げるということは、価値判断を外し含むということです。

 

これはポジティブもネガティブも、高い視点からみるとどちらもそう変わらないということを認識するということです。ポジティブなほうが良い、という思い込みを外すということです。

 

(振動数の上げ方に興味がある方は多いようですが、まず大切なことは、振動数を上げることが「良いこと・凄いこと」ではないと認識することです。)

 

垂直の力を日常生活で使うためには、振動数を下げることも必要です。振動数が上がり「どちらでもいい。」というだけでは、欲望自体が薄らいでしまいますから。

 

平面の思い込みの力は、自分の欲しい物を明確にし手に入れたいときに役立ちます。この力は現実的でドラマチックで重々しい力です。

ただ、この力は使えば使うほど自分の欲しくない物、見たくない物の影響力も上がってきます。

 

「こうなりたい。」と思い込めば思い込むほど「こうならなかったら、どうしよう。」という恐怖が大きくなるということです。この力を使いすぎることは、負荷が激しいのです。

 

垂直の振動数の上げ下げの力は、自分の欲望やそれが手に入らない恐怖を無効化させる力です。これは「手に入ろうと入らなかろうとそこにそれほど大きな違いはない。」ということに気付くということでもあります。

 

垂直の力を使うとは、この軽さを手に入れ恐怖を無効化したうえで、振動数を落とし自分のしたいこと(する必要のあること)に淡々と取り組むということです。

 

これは、ドラマチックなものが好きな人には、少々物足りないかもしれませんが、他人と比べる幸せには飽きてきた人、自分のテーマを味わいたい人は、使ってみてください。