楽しく生きるための錬金術

ヘルメスの7つの原理という精神の錬金術を学びたい人のためのブログ

振動数が高いことで起きるデメリット

振動数が高いことで起きるデメリットとは、どんなものでしょうか?

 

振動数を上げることは、多くの場合良いことだと認識されているようですが、実はここにもデメリットがあり、振動数を上げたいのに上手くいかない原因は、このデメリットにかかわっている場合が多いのです。

 

このブログで、何度もお伝えしているように、振動数が高いことが良いことということではありません。「振動数が高いことこそが良いことだ!」と思った瞬間、そこには価値判断が生まれ分離し振動数は下がっていきます。もちろん、下がったとしてもそれが悪いことなのではありませんが・・・

 

振動数が上がることによるデメリットとは「ドラマチックさが少なくなる」ということです。

 

ドラマとは、分離がなければ生まれないからです。恋愛も人間関係も、ヒーローものも、全てのドラマは分離から生まれます。自分と自分以外があり、そこに価値判断があるからこそ物語が生まれるのです。

 

登場人物全員のことを同じように好きな恋愛ドラマや、味方も敵もいないヒーローもののドラマは成り立ちませんし、そもそも分離が無く何をするにも、するものとされるものが分かれていなければそこには何も始まりません(そして終わりもありません)

 

これらは少々極端な例でしたが、多くの人はやはりドラマが好きなのです。ドラマを経験、体感することこそ、この世界に生まれた意味なのかもしれません。

 

錬金術とは、振動数を上げることだけが目的なのではありません。振動数を上げ様々な分離や情報を含んだのち、自分のテーマ(自分の本当に好きなこと)を見つけ出し、そのドラマを深く味わうことこそが目的です。

 

ドラマにどっぷりとはまりすぎて苦しくてたまらないとしたら、振動数を上げ、統合に向かうことで気持ちが楽になり問題が無効化されます。そのうえで勇気を出してまた、振動数を落としドラマに集中すれば良いのです。

 

振動数は一度上がってしまったからといって、下げることが出来ないわけではありません。振動数が上がりスムーズにはなったものの、人間らしさを失い何のドラマもなくなってしまうのではないかと、恐れる人もいますが、振動数を下げることが出来なくなるということはありません。(テーマによっては、振動数を下げることが難しくなる人もいますが・・・)

 

どんなドラマを味わいたいと思うのか?は、一人一人のテーマによっても変わってきます。自分のドラマを楽しむ為にちょうどいい振動数を選ぶようになっているのです。

 

錬金術で振動数を上げることをお勧めするのは、まずは高い振動数を知る事でどの振動数を選ぶかを選択しやすくなるからなのです。