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楽しく生きるための錬金術

ヘルメスの7つの原理という精神の錬金術を学びたい人のためのブログ

答えを知りたいという罠

答えを知りたいという罠

 

答えを知る。分かる。というのは快感を伴います。これは、分からないよりは分かること、間違えるよりは正しいことの方が良いことだ。という価値判断があることと、揺らぎ不安定な状態よりも、安定した状態を好む脳の仕組みが関係しています。

 

セッションにおいては、クライアントさんとの認識の摺り合わせという枠(限られたゴール)があるため、答えと呼べるもの(クライアントさんにとっての利益)がありますから、必要な場合は答えを提示することもありますが・・・

 

錬金術の探求においては、答えを知りたい!と思いすぎることは、正解、不正解という分離の枠にとらわれてしまう可能性を含んでいることを知っておく必要があります。

 

人は一般的に、答えというのは問いがあって生まれるものだから「問い」とはある一定の条件という枠「そこには必ず答えがある」と思ってしまいやすいのです。

 

探求においての「枠」とはそれを知る事によって、それを超えることを知る。という使い方をします。なので錬金術の探求においての問答とは、絶対に正しい答えがあるわけではありません。様々な角度からみた時に「問い」とされる枠が様々な答えをもちうること。「問い」すら無効化されることもあることを、そのまま飲み込む必要がある。そんな段階もあるのです。

 

無効化という揺らぎは、拠り所を失うということでもありますから、あまり気持ちの良いものではありません。しかし、明確な価値判断と正しい答えがある「枠」の中にいるだけでは、枠を超える(含む)ことは叶いません。(まぁ、無理して超える必要もないと言えばないのですが・・・一応ここは錬金術の探求がテーマのブログなので・・・)

 

掴もうとすると逃げる。分かろうとすると遠ざかる。

 

曖昧なものを認識するためには「枠」が必要ですが、「枠」が全てだと思ってしまうと認識することはできません。「枠」に気付くためには「枠」にぶつかるまでもがく必要があることも多いです。

 

答えなど無いを知るために、あえて答えを求める・・・。錬金術の探求を目指す方は「知りたいという罠にはまらず答えを求める」という修行法もあるのです。(まったく酔狂ではありますが・・・笑)