自己肯定感の取り扱い方
自己肯定感の取り扱い方。
スピリチュアルや自己啓発では自己肯定感が高いほうが良いと言われることが多いです。「自分を大切にする」「自己を肯定する」ということは、生きていくうえで、もちろん大切なことではありますが、自己肯定感を高めようとするあまり日常生活に支障が出る方も少なくありません。
そもそも、自己肯定感が低いと悩んだり、自分の扱われ方に怒りを感じたりする場合、自己肯定感はそう低くないことが多いです。
本当に自己肯定感が低い場合は、自己肯定感が低いかも?と疑うこともなく、自分の扱われ方に怒りを感じることもありません。また、拗ねることも、ダメな自分を見せつけて相手をコントロールしようとすることもありません。
ではなぜ、自己肯定感がそう低くないのにもかかわらず、思うように行動できなかったり、成果が出ないのかといいますと・・・単純に経験値が足りないのです。
やったことがないことをするのは、不安だし恐い。経験量が少ないから、なかなか上手くいかない。ということを、自己肯定感が低いせいと勘違いしてしまっているのです。
三次元には、時間も極もあります。ですから経験しているとしていないは違うし、時間をどれだけかけたかでも違いは出ます。振動数を上げ、プレイヤー意識を持ち、自己肯定感を上げても、三次元においての経験値が勝手に上がることはないのです。
というか、そうならないからこそ三次元は(人生は)味わい深く楽しいのです。
何かが出来る事、上手くいくこと、イコールあなたの価値ではありません。たとえ失敗しても上手くいかなくても、あなたの価値には何の影響もありません。ただ残念ながら、自己肯定感だけを上げても、やったこともない何かが急に出来るようになることはほぼない可能性が高いです。
錬金術の大きなポイントの一つは、三つの振動数をそろえることです。プログラムとプレイヤー意識とキャラクターの動きをそろえることでゲームはより楽しむことが出来るようになります。キャラクターの動きは、三次元での経験値が高いほどスムーズになります。
自己肯定感を高めるために何もしない、というのはとてももったいないことです。出来ない自分、ダメな自分が、出来る自分、上手くいく自分を支えているのです。両方の自分を含んだ奥に、今までとはまた違った、自己肯定感がみえてくるはずです。