全てを含む世界
最も振動数が高く、すべてを含む世界のことは、
本来、人という存在の私が語ることはできません。
なぜなら、すべてを含むということは論理的には矛盾しており(すべてを含むということになると、含まないということも含むということになりますから・・・。)
基本的には不可知のことです。
ただそう言ってしまうと、話はここで終わってしまいます。
仕組みのお話をするためには、この話は避けて通ることはできないため、
頑張ってお話ししようと思います。
仕組み上このすべてが、どうかかわってくるかというと、このすべては
「創造主」「空」「光」「ワンネス」等にあたります。
無いモノは(無いモノ含め)何もなくすべてがある(もしくはない)世界です。
私たち一人一人の宇宙は、ここから生まれていずれはここへ帰っていきます。
すべては、すべてで一つですから、分離することはありません。
つまり、自分も自分以外もすべて含まれているために、別々のモノとしてはいられないということです。
これは、コップの水を水槽の水の中に入れたら、どの水がコップの水だったかを判断できなくなるようなものです。
水はコップの水でも水槽の水でも水という言葉に含まれています。
なので一緒になっている(すべて含んでいる)状態では、別々の(コップと水槽の)水ではいられないということなのです。
すべてについて語ることは、とても難しく正確に語ることの出来るものではありません。
語るということは、語るものと語られるものとの分離が無ければ起きえませんし。語るということが起きるのだとすれば、そこには語る前、語った後という時間という名の分離もうまれざるを得ないからです。
分離した時点でそれは全てではありませんから・・・
悟り経験などが、非常に曖昧な語られ方をするのは、本来言葉にできないことを言葉にしようとする。からかもしれません。
ですからここでは、最も振動数の高い状態(すべてを含む状態)というのは、私たち一人一人の宇宙の材料であり(製作者)でもあることを、なんとなくでも認識できればOKです。
次回は、もう少し振動数の低い世界(一人一人の宇宙)について
お伝えいたします。