3つの段階の仕組み
3つの段階「全てを含む世界」「一人一人の宇宙」「自分と他人がいる世界」
についてお伝えしてきましたが、かなり分かりにくかったと思います。
なので今日は、ゲームになぞらえてこれらの3つの段階を
ご説明したいと思います。
これらの3つの段階は、スーパーマリオというゲームになぞらえると・・・
「全てを含む世界」は、プログラマー。
「一人一人の宇宙」は、ゲームのプレイヤー。
「自分と他人がいる世界」は、マリオから見たゲームの世界。
ということになります。
ゲームの中のマリオにとって、世界は思うようにいかないことばかり、
敵はいるし、やらなければならないことは沢山あるし、
なによりどこにゴールや正解があるかも観えません。
いつもドキドキハラハラしながらゲーム(とは、思わず)に振り回されます。
しかし、ゲームのプレイヤーにとっては、ゲームの障害は
必要なものだとわかっています。その上、自分のプレイによっては、
その障害こそが、やりがいだったり楽しみに変わることも認識できます。
マリオにとっては敵でしかなかったモノも、ゲームという視点で見たら
大切なパーツでありゲームの一部なのです。
また、ゲームはプレイヤー一人一人によって全く違う進み方をします。
自分のゲームをしながら、ほかのプレイヤーのゲームを干渉することは、基本的にはできません。
そしてゲームのプログラマーは、ゲームの構成をつかさどります。
プログラマーはどんなプレイヤーがゲームをするかには基本的には関心がありません。
プログラマーは、プレイヤーにも、もちろんマリオにも影響を受けることはありません。
そこには無限の可能性があり、プログラマーの気持ち次第でどんな設定のゲームも生まれる可能性があります。
実際には、すべてを含む世界にはプログラマーのような、人格などはありえないと思いますが、3つの段階の仕組みはゲームに例えるとこのようになっています。これらの例えから考えるとお分かり頂けると思いますが、
3つの世界観の影響力は、プログラマー→プレイヤー→マリオ
というようにしか影響しません。
錬金術とは、物質をより完全なものに変化させようとする技術のことですが、
ここでお伝えしているのは自分の視点を高く持つことでよりゲームを
楽しもう。ということです。
マリオとして人生を楽しみつつ、プレイヤー意識を持ち、プログラマーの
意図(ゲームの設定)を探りながら生きることで、より積極的に人生を味わいませんか?ということです。
次回は、3つの段階の構造についてお話したいと思います