楽しく生きるための錬金術

ヘルメスの7つの原理という精神の錬金術を学びたい人のためのブログ

3つの段階の構造

3つの段階の構造について

 

前回お伝えしたように、3つの段階「全てを含む世界」「一人一人の宇宙」「自分と他人がいる世界」とは、ゲームでいうところのプログラマー→プレイヤー→マリオ(キャラクター)のようなものです。

 

この3つの段階の構造は別の見方では平面と立体というように例えることもできます。

 

「自分と他人がいる世界」ゲームの中のマリオが見ている世界は分離し。良い悪い、高い低い、自分と自分以外が分かれている世界です。この世界の中で埋没しているうちは、常に比較がありそれぞれの極があり表か裏か?というように、世界が平面的に捉えるようになりやすいです。

 

一方「一人一人の宇宙」というのはプレイヤーの視点ですから、ゲームの中のマリオを平面的な視点とは、また別の視点からみているということになります。


ゲームというものを起点として、2つの違った角度からの視点を同時に持つことが出来る場合、そこには立体がうまれる。ということです。

 

この同時にみる。ということは非常に重要です。


コインに例えるならば、表と裏があることを知りながらコインだという視点も同時に持つことで立体を認識できるということです。

 

もしもコインに表と裏が無かったらそれはコインではないのです。またコインの表だけをみて、コインの裏が全くの別物ととらえ、両面合せてコインだという視点を持たなければ、コインを立体として捉えることは難しいと思います。

 

ゲームの中のマリオと、ゲームのプレイヤーとは、支え合うことで存在しています。平面が無ければ立体は無く、立体を知らなければ平面を平面だと認識することも難しいということです。


「自分と他人がいる世界」ゲームの中のマリオ「一人一人の宇宙」ゲームのプレイヤー
が、つくりだす平面と立体とは別次元に「全てを含む世界」はあります。

 

そこは、平面も立体もそれ以外も含んでおり、在るし無い世界です。

 

私たちは、構造上そこへ影響を与えることはできませんから、せめてマリオ(キャラクター)として、プレイヤーとして、しっかりと人生(ゲーム)を味わいましょう。ということです。

 


次回は、7つの原理がどのように働くかについてお伝えしたいと思います。