楽しく生きるための錬金術

ヘルメスの7つの原理という精神の錬金術を学びたい人のためのブログ

まずは相手とは違う世界を見ていることに気付くこと

まずは相手とは違う世界を見ていることに気付くこと。

 

振動数を上げるのは、抽象度を上げ統合へと向かうことでもありますが、その縦の力に気付くためには、まず自分が見ている世界(一人一人の宇宙)があるということを知らなければなりません。

 

人間関係で摩擦が起きるのは多くの場合、相手も自分と同じものを見ているという勘違いだったりするのですが・・・ここで、相手は相手の枠(見ている世界)があり、自分は自分の枠(見ている世界)があるということに気付くことが出来ると、摩擦はもっと有意義なものにかわります。

 

わざわざ分離した現実の中で、摩擦を楽しんでいるのだとしたら、相手のドラマや自分との違いを楽しみ、結果的に自分の宇宙に対する理解を深めていくというかかわり方が出来たらとても素敵なことだと思います。

 

常識や世間の声、自分が当たり前だと感じていることが、相手にとっても同じだと信じて疑わないがために「なぜ思うようにならないのか?」と、悩み苦しんでいる人は少なくありません。これは、それだけ相手のことを思い一生懸命だということなので、全く悪いことではありません。しかしこの状態のときは、自分が自分の宇宙に影響を与えるということは、非常に見えにくくなってしまいます。なぜなら、自分の心が揺れるのは、相手の行動のせいだと感じてしまうからです。

 

とても逆説的ですが、相手には相手だけの、自分には自分だけの宇宙があることを知り、そこに集中できるようになると、人間関係の摩擦はもっと実りの多いものになります。「全ては自分、いや全ては幻だ」と認識したからといって、現実という三次元で誰ともかかわらないというのは、この三次元で生きていることを考えると、あまりお勧めの方法ではありません。

 

たとえ幻だとしても、心を込めて(分離した)相手を大切にすることで、人生の味わいはより深まるでしょう。そして、そうすることは結果的に自分(の宇宙)を大切にすることにも繋がり、様々なアルケミーを巻き起こすことになるのです。

 

自分の人生をより楽しみたい方は、是非お試しくださいませ。